すでにご存じの方も多いと思いますが、新型コロナウイルス（COVID-19）の感染拡大に伴い、気になる症状がある時の、「帰国者・接触者相談センター」への相談目安が変更されています。

以前までは、「中華人民共和国の新型コロナウイルス流行地（湖北省、浙江省など）への渡航歴がある」などといった人からの相談に限られていました。
しかし、2020年2月20日現在では、この条件は外されています。

新型コロナウイルス流行地からの「帰国者」や、感染者への「濃厚接触者」ではなくても、
「風邪の症状や、37.5℃以上の発熱が4日以上続く」
もしくは、
「強いだるさや息苦しさがある」
このどちらかに該当する場合には、各都道府県が設置している「帰国者・接触者相談センター」に電話で相談しましょう。

ただし、高齢者や基礎疾患のある方、妊婦さんなど、「感染症が重症化しやすい」と想定される人は、早め（上記の状態が2日間程度続いたら）に相談することが可能です。

※写真はイメージです。

狭山市と入間市では、平日の昼間は狭山保健所へ、土・日・休日の昼間は埼玉県保健医療政策課へ、夜間は埼玉県救急電話相談へ連絡をして指示を仰ぐようにと呼び掛けています。

【追記：現在、電話相談先は「埼玉県新型コロナウイルス感染症県民サポートセンター」に一本化されています。（3/11 08：20更新）】

相談先の電話・FAX番号については、お住まいの市の公式サイトをご確認ください。
狭山市の公式サイト
入間市の公式サイト

また、狭山市や入間市内の各病院では、入院されている患者さんの安全確保のために、当面は面会やお見舞いを不可、もしくは制限つきで許可する動きも出ています。

病院に入院中のご家族や親せき、ご友人などのお見舞いを検討されている方は、事前に確認をした方がよさそうですね。

今現在、健康状態に問題のない人も引き続き、こまめな手洗いやうがい、消毒、咳エチケット、人混みへの外出は極力避けるなどして、体調を保ちましょう。

新型コロナウイルス（COVID-19）に関する情報は、状況の変化に合わせて更新されていきます。
厚生労働省のサイトなどをまめにチェックして、常に正しい情報を仕入れておくことも役立つはずです。

※写真はイメージです。

（藤真もとみ）

前の記事へ

記事一覧へ

次の記事へ