【狭山市】インフルエンザワクチンの予防接種が10月1日より開始。自己負担ナシで接種できる条件は?
2020年10月1日(木)より、各医療機関でインフルエンザワクチンの予防接種が始まりました。
インフルエンザと新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の合併症も不安視されている今年の冬。埼玉県では、感染症が重症化しやすい高齢者や、一部の基礎疾患のある人のインフルエンザワクチンの予防接種が無料となりました。
ただし、自己負担なく接種するためにはいくつかの条件がありますので、よくチェックしておきましょう。基本的な条件は以下の通りです。
- 狭山市に住民登録があること
- ワクチンを接種する日に65歳以上であること
- 狭山市内の指定医療機関、または埼玉県内の指定「接種協力医」で接種すること
- 2020年10月1日(木)~2020年12月31日(木)までに接種すること
インフルエンザワクチンの予防接種自体は、来年の1月に入ってからも受けられますが、2021年1月1日(金)以降に接種した場合には1,500円かかります。
また、以下のような方も無料接種の対象となります。
- 「心臓、腎臓、呼吸器の機能に重い障害がある」、もしくは、「ヒト免疫不全ウイルスによって免疫機能に障害があり」、ワクチン接種日に60~65歳未満の方(身体障害者手帳や診断書が必要)
- 生活保護を受給している方
- 中国残留邦人等支援受給者の方
- ワクチンの接種日に65歳以上の、「原発避難者特例法に基づく指定市町村」から狭山市に避難している方(狭山市に住民登録がなくてもOKです)
「原発避難者特例法に基づく指定市町村」に該当するのは、
いわき市・田村市・南相馬市・川俣町・広野町・楢葉町・富岡町・大熊町・双葉町・浪江町・川内村・葛尾村・飯舘村(いずれも福島県)
以上の市町村と思われますが、接種前には各自よくご確認くださいね。
詳しい条件や、予防接種時の注意点などについては、狭山市の公式サイトで解説されていますので目を通しておきましょう。
インフルエンザワクチンの予防接種は、アレルギーがある方や慢性的な病気を抱える方などは注意が必要なケースもあります。
お医者さんとよく相談したうえで、慎重にご検討ください。